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お茶のQ&Aをつくってみた

ブログ更新、久しぶりっこで申し訳ございません。
はっきり言って、サボってました。

正直なところ、お茶の売り上げは、ウナギ下がりですね~
そりゃそうでしょう。相変わらず、規制値緩和しろとか自己中心的な議論やってるんですから、消費者の理解がえられるはずもありません。

そんな中、
諸々の問題について一問一答形式で作ってみました。
当店のお客様向けに、当店(=私)の考えを書いたものですので、その旨、ご了承ください(部分的には、ネット流出用に、より詳しく「改ざん」してあります!!!)。
なお、ご希望のお客様には、印刷したものを店頭で差し上げておりますので、お申し付けください。

□検査体制について

Q1:静岡県の検査だけで大丈夫ですか?
A1:当店では、自治体が実施するサンプル検査だけでは不十分だと考えています。静岡茶については1地区1検体の抽出検査が実施されました。各産地ごとに網羅されていますが、同一地区内でもいわゆるホットスポットが想定されますので十分とは言えません。

Q2:自主検査はしてますか?
A2:自主検査を徹底しています。仕入れ先各社と当店は、原料となる「荒茶」だけでなく、仕上げ加工した「製茶」についても、自主検査を複数実施いたしております。

Q3:検査は「ザル」なのでは?
A3:自主検査は、専門の第三者機関に委託して厳正に実施されます。当店及び仕入れ先各社とも、ゲルマニウム半導体検出器を用いた精密検査で依頼しています。

Q4:検査結果は?隠ぺいしたりしていませんか?
A4:検査結果は、規制値を下回っております(今のところ、仕入れ先各社とも、全ての検体で規制値クリアしています)。当店が独自依頼した検査結果は当店ホームページ及びブログでも公表しました。お店では、検査結果の元本もご覧いただけるようにしています。仕入れ先各社のデーターは、私がネット上で公表すべきものではありませんので、お知りになりたい方は個別に対応いたします(店頭では、私に声をかけていただければ、喜んでお見せします)。


□規制値について

Q5:暫定規制値は甘すぎではないですか?
A5:いろいろな考え方がありますが、お茶に関して現行の規制値(セシウム500Bq/kgを「荒茶」「製茶」にも適用する)は妥当であると考えます。なお、皆様が購入される製品茶葉は加工食品であって、農産物ではありません。加工後の「荒茶」「製茶」に、他の農産物同等の規制値は厳しすぎるとの議論もありますが、むしろ、現行規制値を守ることが茶の信頼回復に不可欠であると私は考えています。

Q6:今の規制値で、本当に安全ですか?
A6:お茶の消費形態の90%以上が「飲用」であること、また、緑茶の年間消費量は1人当たり800グラム程度であることを考慮すれば、現行規制値ギリギリの茶を平均的に摂取しても全く問題ないと言っていいレベルです。もちろん、他の食品同等に、茶葉を毎日数百グラム召し上がる場合などは議論の余地があります。

Q7:飲用茶は安全というなら、科学的根拠を示してください!
A7:現行規制値ギリギリの製茶(500Bq/kg)で淹れた湯茶を、毎日欠かさず1リットル飲み続けると、1年間で0.03ミリシーベルトと試算されます。この数値は、胸部X線集団検診たった1回(0.3ミリシーベルト)の1/10にすぎません。規制値ギリギリのお茶を1年間飲み続けても、集団検診たった1回分を大きく下回るレベルということです。くわしくはこちらをクリックしてご覧ください(日本茶業中央会発行のPDFデータです)
   

□ウワサ・風評

Q8:静岡県は検査拒否したので、全く検査などしていない?
A8:当初は、他の農産物同様、畑で採れた「生葉」の検査を実施していました。ところが、「生葉」を加工した「荒茶」や「製茶」の検査を要請されることになり、加工品の基準がないのに、どうして茶だけ加工品も検査しなければいけないのかということで拒否を表明しましたが、一転、検査を受け入れています。どうしても当初の「検査拒否」報道と知事の怒り会見が頭に残っていますが、実際には、各産地ごとのサンプル検査を実施しています。

Q9:フランスで規制値を超えた茶が見つかるなど、実は、検査なんか全然していない?
A9:フランスの件は、当該業者の不見識と言わざるを得ません。しかし、当店仕入れ先各社をはじめ、多くの茶業者は、自主検査を徹底しています。自主検査で持ち込まれた検体の数は、2000とも3000とも、それ以上とも言われています。当店同様、自治体のサンプル検査だけでは不十分と考えて、自社製品を精密検査に出す茶業者は本当に多いです。

Q10:静岡以外のお茶も「静岡茶」として売られている?
A10:現在では「静岡茶」と表記する場合は静岡県産100%でなければなりません。そもそも「○○茶」というのはブランド表示であって、原産地表示ではありませんが、それでは消費者が誤解するということで、平成16年4月に「静岡茶」と表記する場合は100%静岡産のお茶だけとすることに決めました。静岡は茶の集積地ですので、全国の茶が集まり、加工されますが、例えば神奈川県産や鹿児島県産の茶を静岡で加工した場合は「静岡茶」と表記しません。
ちなみに「伊勢茶」は三重県産100%が条件です。また、「宇治茶」は「京都、奈良、滋賀、三重の茶を京都で最終加工したもの」という独自基準です。

Q11:「国産」とだけ表示してあるお茶は怪しい?
A11:原料原産地表示は国名を記載すればいいことになっています。ウチのような小規模なお茶屋では、表示印刷コストの都合上、表示用の製版を様々な銘柄で共有したり、年によって産地が変わっても袋をそのまま使えるようしたいので、印刷上は「国産」としてある場合が多いのです。具体的な地域名をお知りになりたい場合は、遠慮なくお尋ねください(当店ホームページには記載しています)。

Q12:実は、静岡県の浜岡原発が原因らしい?
A12:これは、諸説いろいろありますが、私が調べた限り(私の小さな頭で理解できる範囲では)、科学的根拠は無さそうです。浜岡原発に近い、御前崎や牧之原、菊川、掛川などのお茶の自主検査データーを見る限り、浜岡からの距離との因果関係は見られません。


誤字脱字は愛嬌ということでお許し願いたいのですが、間違いは是非指摘してくださいませ(まだまだ勉強中ですので)。

これ以外の、疑問、質問なども、遠慮なくどうぞ。

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