実は相当な数の静岡茶が自主検査を経て流通している
このブログは茶業関係者の目に触れることも多いので、業界への批判をあえて記述したりしていますが、
今日は、静岡茶を堂々と応援したいと思います!!!
先日、静岡茶の仕入れ先の営業マンが、まさに営業にいらっしゃったのですが、
その会社では、自主検査に出した検体の数が150を超えたそうです。
ひとつの問屋が、150を超える茶葉を自主検査のために第三者機関に出したということです。
もちろん自腹ですので、ちょっと安くしてもらったとしても、ざっくり300万円コースでしょう。風評で売れないのに、検査代自腹は本当に痛いはずです。「これじゃボーナスも出ないはずですよ」と営業マン(でも、すっきりとした表情が印象的でした)。
検査代金だけではありません。全て精密検査に出してますので、1検体につき茶葉1kgが必要ですので、150kgということになります。一番茶の検体が多いはずですので平均単価はどうでしょう、5000円としても75万円。これは原価ですので、売れてたとしたら、これに利益分が加わるので、結構な損失ですね。
当店の取引先の、他の会社も、規模による差はありますが、よく似た感じなのです。つまり、原料となる荒茶や主要製品を多数、第三者機関に依頼して精密検査しているんです。
消費者の皆様の中には、フランスで返品された事件や知事の怒り会見の印象が強すぎて、静岡の人は自分さえよければいいんだって思っていらっしゃる方も多いように感じられますが、決してそんなことはありません。
特に、荒茶検査拒否報道で不信になられた方も多いと思いますが、テレビなどで大騒ぎする以前の5月中旬頃には「荒茶」「製茶」の自主検査を実施した取引先も複数ありますし、県が荒茶検査を実施するようになってからも、自社製品の検査を徹底している業者も多いです。
静岡茶は、まだまだ信頼回復できてませんが、頑張っているところは、本当によく頑張っています。
その頑張りが、なかなか消費者の皆様に伝わらずに苦戦しておりますが、よろしければ、静岡茶を応援していただきたいと思います。(まだまだ応援なんかできないという方は、ぜひ、不安や怒りを私にぶつけてください。それを解消できるように努力することも大切だと考えています)

ツイッターでは匿名でもご質問におこたえします。

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その会社では、自主検査に出した検体の数が150を超えたそうです。
ひとつの問屋が、150を超える茶葉を自主検査のために第三者機関に出したということです。
もちろん自腹ですので、ちょっと安くしてもらったとしても、ざっくり300万円コースでしょう。風評で売れないのに、検査代自腹は本当に痛いはずです。「これじゃボーナスも出ないはずですよ」と営業マン(でも、すっきりとした表情が印象的でした)。
検査代金だけではありません。全て精密検査に出してますので、1検体につき茶葉1kgが必要ですので、150kgということになります。一番茶の検体が多いはずですので平均単価はどうでしょう、5000円としても75万円。これは原価ですので、売れてたとしたら、これに利益分が加わるので、結構な損失ですね。
当店の取引先の、他の会社も、規模による差はありますが、よく似た感じなのです。つまり、原料となる荒茶や主要製品を多数、第三者機関に依頼して精密検査しているんです。
消費者の皆様の中には、フランスで返品された事件や知事の怒り会見の印象が強すぎて、静岡の人は自分さえよければいいんだって思っていらっしゃる方も多いように感じられますが、決してそんなことはありません。
特に、荒茶検査拒否報道で不信になられた方も多いと思いますが、テレビなどで大騒ぎする以前の5月中旬頃には「荒茶」「製茶」の自主検査を実施した取引先も複数ありますし、県が荒茶検査を実施するようになってからも、自社製品の検査を徹底している業者も多いです。
静岡茶は、まだまだ信頼回復できてませんが、頑張っているところは、本当によく頑張っています。
その頑張りが、なかなか消費者の皆様に伝わらずに苦戦しておりますが、よろしければ、静岡茶を応援していただきたいと思います。(まだまだ応援なんかできないという方は、ぜひ、不安や怒りを私にぶつけてください。それを解消できるように努力することも大切だと考えています)

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