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最近のお茶屋は、「日本茶の量り売り」をやりたがらない お茶の川村園の販売方法へのこだわり

昔のお茶屋は、大きな茶箱に茶葉を入れて、そこからお客の希望の量だけ計量して販売する「量り売り」が主流でした。うちもそうでした。私が小学校のころは「量り売り」だった記憶があります。その後は反抗期に入り、家には夜寝るためだけに帰ってくるという生活でしたので、いつごろまで「量り売り」だったのかはわかりませんが、私が大学生のころは、うちのお茶屋も「量り売り」ではなくて、あらかじめ袋に詰めた商品を売るとう現在のスタイルになっていたように思います。

なぜ、お茶をあらかじめ袋に詰めて売るスタイルが主流になっているのか?

日本茶の場合、「量り売り」だと、すぐにお茶が傷んでしまうからであります。

酸素に触れることで、茶の品質が著しく悪化します。「量り売り」ですと常に酸素に触れている状態で、しかも、計量のたびにシャッフル状態になり、酸素と触れ合う面積も拡大してしまいます。ただし、紅茶の場合は、そもそも酸化しちゃっているわけでありますので、それほど害はないのかもしれません。

光線を浴びることも茶の品質悪化を招きます。表面がガラス張りの陳列ケースなど、お客の立場からすれば、中身が見えて安心かもしれませんが、お茶の立場からすれば最悪の環境であります。直射日光は論外ですが、店舗の照明であっても、もろに茶の品質悪化につながります。

移り香も・・・時々、スーパーの食品売り場の催事で「お茶の詰め放題」をやっていますが、その場所が、お魚売り場の前だったり、焼肉の実演販売の隣だったり・・・いろんな香気成分の楽しめるお茶に仕上がってしまうでしょう!!

そのほか、温度や湿気も大敵であります。

したがいまして、現在のお茶屋では「量り売り」が減ってきているわけであります。

それに関連して、お茶の袋も一度よく観察していただきたいのです。
格安品などは中身の見える透明タイプの袋も使われますが、現在では中身の見えないものが主流となっております。しかも、酸素、湿気、光線などをシャットアウトするために、ビニールやアルミなど複数の素材を合わせていて、5層程度のものが主流となっています。

なんでこんなことをご紹介しようと思ったかと申しますと、
本日、行政のほうから、「ごみ減量リサイクル推進」に関するお手紙がとどき、環境負荷に配慮していろいろな取り組みをやってね、という内容の中に「量り売りの推進」なる項目があったのからです。

お茶、中でも日本茶に関しては「量り売り」というスタイルは難しいのであります。ただ、量り売りの隠れたメリットもあります。メリットといっても、これは消費者にとってはあまり歓迎すべきではない、業者寄りのインチキメリットなのですが、「量り売り」の場合、いわゆる表示義務を免れることができます。つまり、「量り売り」の場合、賞味期限や原材料名など表示の必要がないということです。賞味期限については、「量り売り」すなわち、もはや開封済みの空気触れまくりのものですから表示しようにも・・・なのですが、原材料については、表示義務がないということで堂々と添加茶を売ることが可能になります!!!

やや脱線してしまいましたが、当店では、今のところ日本茶の「量り売り」をする予定はございません。普段用のお茶で、回転のよい商品などは「量り売り」して、容器を持ってきてくれたらサービスとかもいいような気がしますが、品質の悪化は避けられないので悩ましいところです。
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