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【お茶の淹れ方】湯冷まし?あまり気にしなくてもいいかも?

「お湯の温度は?」「湯冷ましした方がいいの?」など、よく尋ねられます。

そんなときの、私の回答第一声は「あまり難しく考えないでください」です。

「湯冷まし」というと、極端に冷まさなければならないのでは、という誤解をされていらっしゃる方が多いように思います。とくに、若い方や、年配の方でも番茶や玄米茶程度しか淹れたことがないような方は、とても難しく考えていらっしゃるような気がします。

100グラム600円くらいの煎茶を購入されたお客様に「温度は60℃くらいですか?」って言われたことも多々あるのです、多々ですよ。

60℃というと、かなりの高級茶を淹れるときの温度です。
お値段の目安としては、100グラム3000円以上ってところでしょうか。

普通の人が、普通に買う程度の煎茶であれば、
なにもそこまで頑張って湯冷まししなくてもよいのです。

煎茶の場合、おいしい温度の目安としては・・・
100グラム1500円以上で70℃から80℃くらい
100グラム1000円付近なら80℃から90℃くらい
それ以下は、90℃くらい
で、十分に「そのお茶の良さ」が出せるのではないでしょうか。

お湯の温度が低いほど、お茶の甘みが楽しめるんですが、残念ながら、100グラム1000円を切る価格帯の茶に「低温で楽しむ甘み」は感じられないでしょう。ないものねだりはよくありません。この価格帯では、「香りと爽快感」あるいは「喉越しのよさ」を楽しみましょう。これらは、熱い温度の方が楽しめるのです。かといって、熱湯そのまんまでは苦味が出過ぎますので、ほんの気持ちだけ湯冷ましするといった感じでどうでしょうか。

したがいまして、極端に高級でない場合、
ポットなどの熱湯を、湯冷まし(なければ湯呑で代用可能)へ一度移す程度でかまいません。
「熱湯でない程度」の温度をイメージして淹れてみてください。

100グラム1000円を超えると、少しぬるめで淹れると驚くほど味が変わる場合もありますが、まずは熱い目で淹れてみて、熱いときの味を覚えておいて、次に、少々ぬるめで、というように、いろいろと試してみてください。なお、温度が低いときほど、浸出時間を長い目にしてください。

お茶の淹れ方の正解はひとつではありません。
ときどき、お茶の葉は1人3グラムでお湯の温度が75度で時間は45秒で・・などと細かく言う人もいますが、お茶の品質は精密機械のように均一であるとは言い切れませんし、75度って、いちいち量りますか?量ったところで、どれほど正確に量れますか?必ず誤差が出ますし、そんな面倒なこと昔からやってる人などいません。

お茶の淹れ方は、適当でいいのです。
そして、お茶の淹れ方の正解は、淹れたお茶がおいしいと感じられたら、そのときが正解なのです。でも、それよりももっとおいしい淹れ方もあるかもしれません(これを別解といいます!)。

理屈や方法論などを勉強されることはいいことですし、した方がいいに決まっているのですが、
はじめて淹れるお茶は、お湯の温度を変えたり、浸出時間を変えたり、いろいろと加減しながら、実験しながら、あなたなりの正解を探してみるということが、お茶淹れ上達の王道であります。
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