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安いお茶ほどカテキンが多いという話

カテキンは、太陽を浴びると増えます。

新芽が出てから茶摘をするまでの期間は高級茶ほど短く、下級茶ほど長いです。つまり、下級茶ほど太陽をたっぷり浴びています。したがって、安いお茶ほどカテキンが多いということになるのです。しかし・・・

カテキンの含有量が、高級茶よりも下級茶の方が多いのは事実ですが、どれぐらい違うのでしょうか?

いろいろな統計資料を見ましても、
上級煎茶と下級煎茶(あるいは番茶)とのカテキン含有率の差は、せいぜい2%程度くらいしかありません。

しかも、これは乾燥茶葉におけるカテキン含有率の差です。
実際に淹れて飲む状態でどれほどの差があるのかということが一番大切なことなのに・・・

一般的に、下級茶ほど茶葉が大型で硬いので、茶葉の中の成分が出にくいと言われています。
安いお茶は、確かに乾燥茶葉にはカテキンがちょっと多く含まれていますが、それを十分に抽出するには・・・たっぷりと時間を掛けて煮出すとかするしかないように思います。わずかな差しかないのに。

カテキン摂取ということを目的にお茶を飲用されたいという方には、
深蒸し製の粉っぽい煎茶を、90度くらいの高温で淹れて、3煎目までいただくことを、
私はおすすめします。
深蒸し製の煎茶は粉っぽいため、成分の抽出性が良いこと。
カテキンは高温でないと溶出されにくく、高温で淹れても茶殻に残存する率が高いことから、3煎目くらいまではカテキンが残ってる可能性が高いこと(たくさん飲めないなら2煎目まででもいいと思いますし、お湯の量を少なめにして3煎いただくこともよろしいかと思います)。
深蒸し製であれば、お茶の価格(高級か安物か)に特にこだわらなくてもよいのではないかと思います。
おいしく頂きたいということであれば、100グラム800円以上がおすすめです。
高温で淹れると苦くなってしまいますが、100グラム800円以上なら、さわやかな香りが楽しめるので、比較的苦味を感じにくく、おいしくいただけるのではないでしょうか。

ただ、何事もバランス感覚が大切です。普段から、急須でお茶を飲んでいれば、それでいいのだと思います。
カテキンを意識的に採りたいときだけ、熱い目の温度で淹れるようにすれば良いのではないでしょうか。

ちなみに、私がカテキンを採りたいなと思うときは、ちょっと危ないもの(生もの等)を食べた後とか、風邪をウツサレタかもしれないときとか・・・熱湯チンチンで深蒸し煎茶を泥んこのように濃く淹れて飲みます!!
日本茶インストラクター 川村正道 談
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